2009年06月19日

備忘録: なら・たら・ば・と の違い

日本語を教えるに当たっての、難しいところの備忘録です。


1 「なら」と「たら」の違い

a. 時間関係が違う。

ディズニーランドへ行ったら、チケットを買う

= ディズニーランドへ行った後で買う

ディズニーランドに行くなら、チケットを買う

= ディズニーランドへ行く前にチケットを買う


b. 前後の文に時間の関係がない場合はだいたい同じ意味になる。

 タイで働きたかったら、タイ語の勉強をしたほうがいい。

=タイで働きたいなら、タイ語の勉強をしたほうがいい。



2 「なら」と「ば」

「名詞」と「な形容詞」は同じ形になる

→ 「みんなの日本語2」35課の活用表参照



3 「たら」と「ば」と「と」の使い分け

a 後半の文が無意思の文はどれを使ってもいい。

○「たら」 このスイッチを押したら、水が出ます。
○「と」  このスイッチを押すと、 水が出ます。
○「ば」  このスイッチを押せば、 水が出ます。

b 後半の文に有意思の文が入ると、「と」「ば」は使えない。
  (例えば、「〜て 下さい」「〜たい」「〜つもりです」「ましょう」など。)

○「たら」 この橋を渡ったら、少し休みましょう。
×「と」  この橋を渡ると、 少し休みましょう。
×「ば」  この橋を渡れば、 少し休みましょう。

c 後半の文が有意思でも、前半の文が状態のときには「ば」が使える。

○「たら」 時間があったら、行きたいですね。
×「と」  時間があると、 行きたいですね。
○「ば」  時間があれば、 行きたいですね。





posted by MSD at 04:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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